Camalpaca

なんかアクセスが増えて驚いてます。多くの人が見ていると思うと急に過去の文章が恥ずかしくなってきたので、誤字脱字とか雑な改行や色変えとか直そうかなあと思います。よろしくお願いしますね。いったん修正した記事も戻していくので、また来てくださいね。

【レビュー】TTartisan 24mm f2.8 Xマウント版

www.stkb.jp


 TTartisanはマニュアルフォーカスレンズなら使ったことがあった。

 まず、質感の良いメーカーだ。
 無知な人間なら、カールツァイスだよとでも言っておけば信じそうであるし、中国製レンズはおしなべてデザインがダサいのだが、ダサくない。シンプルだ。

 そんなTTartisanが満を持してAFレンズ市場に参入した。


 現在中国製レンズもAF化が止まらない。
 YONGNUOとViltroxは一歩先を行っていて、YONGNUOに至ってはMFT用のズームレンズを出すらしい。
 まあコケるとは思うが……(同じズームレンジに12-40 f2.8が存在し、ヤフオクでなら4万円で買えるのに、わざわざYONGNUOの標準ズームを買う馬鹿はいまい)。

 Xマウントは他のマウントと違い、純正が不甲斐ない(シグマ18-50は大ヒットだった。なにせ2023年で最も売れたレンズらしい。それもこれも、純正の標準ズームが不甲斐ないせい)ため、Viltroxが唯一幅を利かせてきたが、TTartisanもZやEではどうなるかわからないが、少なくともXでは一定の地位を築きそうだ。

 なぜか。

 純正の27mm f2.8との比較である。

 まず価格が歴然と違う

 純正は約6万円、中古価格でも4万円だが、TTartisanの27mmは新品でも3万しない。

 価格なりにチープなのかと思えば、そうではない。ビルドクオリティの高い金属鏡胴で、フジツボフードも付属している(TTは質感に気を使っていて、金属フードや金属名ねじ込みキャップなどを用意してくる。日本メーカーではありえない)。

 小さいレンズなのもあって、チラ見でまず純正かどうかの判別はできまい。

 また、ピントリングはまるでマニュアルフォーカスのような抵抗があり、純正のカリカリした安っぽいリングと相まって、あエンコーダーだ、と思明らかにわかるものではなく、こちらはTTartisanの圧勝だ。
 ただ絞りリングは使いにくい。

 AFはほとんど差がない。
 寄れないがこれは純正も同じだ。

 映りに関しては比較しようにも、純正を手放してしまったので印象論にはなるが、純正の方がよく映っていたように思う。
 しかし、純正にしても27㎜はハっとするような描写のわけでもなく、パンケーキなのがウリなわけだから、まあ、及第点だろう。

 このレンズは買いか?
 私は買いだ、と思う。純正にこだわらず安く上げたい人はぜひ。

 特に度重なる値上げでXマウントレンズは法外な値付けになっているので、サードの付け入るスキだからけだ。
 人気の35mmf1.4なんて最初の値付け(実勢価格)が49,000で現在の最低価格が価格comによると78,000(まともなカメラ専門店で85,000、ヨドバシで94,000)だ。
 私は3年くらいまえに56,000で買ったが、当時はヤフーショッピングのポイントがまだ強く、20%近くついた上に、1万円キャッシュバック中だったので、実質35,000くらいで買ったので、今の値付けを見ると驚愕する。