ですよね。
明らかにEマウント陣営に遅れを取っているばかりかXとZもオープンにシフトして、さらに中華レンズのAFレンズがどんどん出ている始末。マウントをオープンにしないとマズいのは確定的に明らかだったわけで。
ロイヤリティで利益を得るしかないよ。んなことわかってたろ??
かつてはタムロン、トキナー、シグマ以外がAF化で虐殺されたけど、今回は違う。むしろミラーレス化は中華企業の参入障壁を下げた。老舗のサムヤンですら、今までAFはなかったのに、ミラーレスになってから出てきたからね。
ではレンズとボディの通信を暗号化すればいいのか?
ある程度はいいにせよ、非現実的だ。だって、復号している時間はロスであり、CPUの無駄遣いであり、AFやEVFのフレームレートを悪くする。
じゃあ、ASICを大きくすればいいのか? 今度はバッテリーが大きくなる。
そう。無理なんだよね。デジカメで暗号化によるベンダーロックをしようなんて魂胆が!
だから、電子補正させないとかそういういやがらせしかない。
キヤノンとしてはRFレンズで高級路線にしたかったんだろう。
かつてMFTからシグマが撤退したときの理由が、安すぎて無理であった。つまり、MFTは純正レンズが安すぎ、サードのつけいる隙がなかった。
結果、まあ、オリンパスは大赤字だったし、MFTはロイヤリティ商売するモデルでもなかったし。
そうはなりたくないわな。
でもね、無理だよ。もうキヤノンに主導権はないから。
フルサイズミラーレスをソニーが出したときから、デジカメ界の主導権はずっとソニーが握っている。
だから、ソニーのルールに反抗しても無駄だ。かつて、キヤノンルールに反抗したフォーサーズが死んだように。
ソニーがフルサイズミラーレスが最先端といえば、そうしなければならなかった。
オープンマウントがいいといえば、各社しなければならなかった(XもZも)。
α9IIIで時代はグローバルシャッターという新ルールをソニーが繰り出してきたので、これに従うしかない。従わないやつは売れない。