カメラ本体の利益率が一番低そうなのはまあ、わかる気がする。
レンズはそうそう型落ちしないので、安くならないが、本体は3年で型落ちになってしまう。
価格は半額近くになるだろう。5年もたてば在庫処分セールだ。
後継機がでなければこうはならないが、後継機を出さないと競争に負けてしまうので、3年もすれば後継機が出てくる。
レンズはII型は10年くらいしないと出ないので、それまであまり値引きもない。
しかし、レンズは検品や製造にコストがかかっていそうだ。
もっと利益率がよさそうなのは、ストロボや縦グリである。
特に縦グリはあんなもんが5万~10万するなんて、ぼったくりもいい加減にしろよ、と思う。
バッテリーさえ同梱してないのに!! (海外版はついていることがあるので、これも一種の「おま国」か?)
X-H2Sの縦グリなんてトラスミッターはついているかもしれないが、希望小売価格15万円である。本体が30万ちょっとの実売なのにおかしくない??? おかしいよね。
ついでにいえば、パナなんてG9の縦グリをキャンペーンでタダでバラまいてたよな???
中華互換品が出まくっているのもこの縦グリの特徴だ。だって純正、高いもん。
ストロボはNEWERとかGODOXとか、わりと限られたメーカーだし、レンズについてはズームを出せている中華メーカーは一社もなく、AFレンズですら、YONGNUOとViltrox、TTArtisanの三つしかない。
明らかに簡単に参入しにくい感じだ。
それに安いは安いが、AFレンズになるとさすがに諭吉で御釣がきたりはしない。
が、中華縦グリは1万円以下だ。
複雑な機能も機構も要らないので、互換品でいいくらいだ。
NIKONはさじを投げ、縦グリをそもそも設定しない機種を多くリリースしている。これは縦グリで利益が出ないとかではなく、高すぎて純正は売れないのに、クレームだけがNIKONに来ていた、ということだと思う。
カメオタの言う利益は間違いだと思う。
じゃあ、安く縦グリ出せよ。と個人的には思うが、日本企業はクレーム対応第一主義でお客様第一主義ではないから、仕方ないね。
縦グリなんて、内部的にはURATとかSPIとかにきまってんだから、簡単なはずなのだ。オリンパスのE-300の縦グリはあろうことかアナログ回路の配線だったらしいが、逆に高コストじゃないかと思うんだ。
さて、ソニーは形状がほとんど変わらないので同世代だと縦グリが使いまわせることがあるが、すーぐ新機種は対応縦グリを変更してくるのも腹が立つ。
とはいえ、α99II、α77、α77IIは使いまわせたので良心的だと思う。