パナソニックのGH6が像面位相差を搭載しなかったことがカメオタ界隈では評判が悪いようだ。ちょっとよくわからない。というのも、少し前までコントラスト方式は画素欠損がないのでよいという風潮があったはずなのに、いつのまにか、像面位相差至上主義が成立してしまい、大変気持ち悪い。いつのまにかフルサイズ至上主義が誕生したのと似た気持ち悪さだ。
このいわゆるステマ的な手法がパナは苦手だからいまいちシェアが増えないのだろう。
個人的にはG9の時点で大変AFはよかったので、一体全体、AFAFと言っている連中は何を撮っているんだ？ と思う。やたら鳥ガー鳥ガーと言っているやつがいるが、どう考えても鳥を撮っているやつは人を撮っているやつより少数派なのに、声ばかりでかいようだ。一方、人でも、やたら瞳AF瞳AFという連中がいるが、あれって使いやすいか？
私は使いにくい。というのも複数人がいる場合、どの瞳を認識するか運だし、メーカーや機種によってはボタンで認識する瞳を切り替えられるが、そんなことするくらいならAFポイント変えるのと同じじゃない？ と思う。瞳AF瞳AF言っている連中はきっと動画勢なんじゃないかと疑っている。
一旦、認識が外れると、別人に瞳AFしたりして邪魔なので、私はオフにしている。顔識別や顔登録のAIが発達しない限り、使い物にならないと思う。むしろR３の視線入力が期待大だ。こっちは普及してほしいが、瞳AFはしょうじき、どうでもいい。
GH6は動画機だからウォブを問題にするのもわかるが、最近ウォブウォブうるさいのもどうせ動画勢だと思っている。本当に最近、この動画勢がうざく、こいつらのせいで軒並みバリアングルばかりになるし、３０分制限をとっぱらう（これがヨーロッパの関税のせいだと思っている人が多いが）ために放熱を考慮するせいで筐体がでかくなり、拡充される機能は動画機能ばかり（動画のフォーマットなんてMOVだけでいいよ。RAW？ 要らない要らない）だし。
もしかして、と思う。スチル勢はここ最近、機材を更新していないのではないか？ と。確かにD850で何が困るのだろうか。ぶっちゃけ、１０年後でも困らないだろうし、困るとしたらD850の修理受付が終了したときだろう。機材を更新しないし、必要性も感じないから声が小さい。
