フルサイズはAPS-Cよりも優れている論者が暴れていて、うんざりする。
そんなにセンサーサイズが重要なら、中判の方が優れているはずだが、彼らはそれを認めない。意味不明である(何かと難癖をつける。たとえば、まともなレンズがない等。センサーサイズの話をしているのだから、レンズは関係ないはずなのだが……)。
で、デジタルカメラの撮像素子は半導体なので、大事なのはサイズではなく世代である。2010年製のフルサイズセンサーよりも2020年製の1インチのほうがずっと高性能だ。全てにおいて。
半導体とはそういうものだ。
まあ私だって、10年以上まえのA900好きだよ。最新の1インチより性能遙かに悪いけど・・・。
ただ、CCDとCMOSは性質が違うので、古い時代のセンサーでもCCDの場合、優れている場合はある。たとえば、ローリングシャッター歪みがない、とか。なので、古いフルサイズを買うくらいなら、最新センサーのAPS-Cを買った方がマシだ。
わざわざ買うならCCD機までさかのぼったほうがいい。
カメオタはたいてい理系の知識に疎いから、世代が重要だと理解できない。
半導体といえばパソコンのCPUなどがあるが、2010年製のi7よりも2020年製のセレロンのほうがほとんどの点で、性能がよい。価格は5分の1以下だ。i3なら全てにおいて優っている。
iPhoneもiPhone6とiPhone11では雲泥の処理能力の差があるが、半導体性能の向上によるものだ。
センサーサイズは大した問題ではない。
問題にするとすれば、焦点距離だろう。しかし、これは好みの問題であって、優劣ではない。解像に関してはセンサーが新しいほうがいい。
サイズは関係ない。これは絶対的なことだ。