SONYと富士の勢いを感じたのは、市で一番大きなスタジオを持つ写真屋へいったときだ。
子供の七五三の写真撮影にいったのだが、3年前はキヤノンだったはずの機材がαとGFXになっていた。
D5もあるにはあったが、証明写真用のブースに置かれているだけで、RFへのマウント変更ではなく、ミラーレス化に際し、αとGFXに乗り換えたらしかった。
もともと二大巨頭とはいえ、報道(カメオタ大好きスポーツは知らん。私が知っているのは新聞、広報誌だ)でもスタジオでもニコンを見たことはなかったが、あれだけはびこっていたキヤノンの落ち目ではないか? と思った。
もっとも、幼稚園に来る写真屋はEFからRFになっており、R7をさげていた(APS-CでいいならRFはいいチョイスだ)。
富士はもともとスタジオ需要が大きかったので、GFXは最初からそういう目的だったのであろう。個人でさげているやつ、見たことないし。
そうなると、富士のラインナップでストロボが貧弱なのも、GFXでも十字パッドを廃止したのも、まあ、納得できる。
スタジオはどうせライティングメーカーのやつを使うし、三脚設置で撮影するし、急ぎで設定変える必要はないしで、十字パッドなど要らん。でかい液晶とでかいサブ液晶のほうが要る。
さらにこのスタジオのライティング機材はほぼGODOXで、プロが使うんだから、もはや中華と馬鹿にはできまい。
GFXやα9IIを複数買っているスタジオなので、金に困っているわけではあるまい。
性能が同じなら安い方がいいのはもちろんなので、性能に差がないということであろう。