ヤフオクでカメラを買う場合、悩むことがある。
使用者で買う買わないを判断する場合である。
使用者はいくつか想定できる。
1.パンピー。
2.カメオタ(撮る派)。
3.カメオタ(機材派)。
4.プロ、業務落ち。
このうちで、4は絶対ない。
個人の写真館なら扱いは丁寧だろうが、酷使されているのは間違いなく、また会社備品の場合は、かなり乱雑に扱われているからだ。会社や組織の備品というのは本人にその気がなくても、無意識的に粗雑に扱ってしまうものだ。
ハイエンド以上の場合が多いのだが、ハイエンド機はだいたい酷使されているケースが多い。
2の場合も登山やツーリングなどで酷使されており、外観もシャッター回数も期待できない。見た目は一番摩耗している。
キヤノン、ニコンのフラグシップ機を購入している層はだいたいこれなので、ニコキャノのフラグシップの中古は買う気にならない。
さて、悩むのは1と3だ。
1の場合、たいてい数千枚しか撮られていない。場合によっては数百枚だ。
擦り傷や打ち身もなく、外観は綺麗である。しかし、「保管状況が悪い」場合がとても多い。
早い話、外観は美品だし、シャッターもバッテリーも酷使されていないが、カビが内部まで生えていたり、埃だらけだったりするのだ。
もちろんエントリー機が大半であるが、1のユーザーが買ったハイエンド機は期待できる。
ほとんど未使用っぽいのだ。
ただし、防湿庫なんて気の利いたものに保管されていないので、未使用っぽいが、カビが生えているのだ。困りものだ。
で、3の場合だ。私もそうだが、機材マニアは丁寧に扱い、保管も慎重だ。
カビなんて生えていないし、埃もない。傷もない。
外観はとてもきれいだ。
でもな?
機材マニアでもカメオタには違いなく、数万枚シャッターが切られている可能性は高く、バッテリーも酷使されているだろう。
だから見た目に対し、えーというシャッター回数だったりする。
困りものだ。
で、結論を言うと、3のサブ機が一番ねらい目だ。
私もそうだが、機材マニアは必要もない機材を買う悪癖がある。
いくら日ごろシャッターを切っていても、メイン機以外はさほどではない。実際、私もメインは数万枚切っているが、サブは1000枚も切っていない。
そういったサブ機が複数台あるわけだ。
もちろん防湿庫保管だ。