X-T5のことはあまり気に入ってないんだけど（H1の出来がよすぎた。富士最高傑作機だと個人的には思う）、花火の撮影をしてて、なんかH1よりも高感度ノイズ多くない？ と思った。
画素数が増えているのでノイズ増は当然のようだが、半導体は世代が大事だ。
たとえば、私のお気に入りのガンレフであるA900はフルサイズだが（高感度性能は当時水準でも悪く）ISO400が限界などと言われたわけで、今のコンデジの方がはるかに高感度に強い。
だから、半導体の世代に期待していた。なにせH1はT2世代だ。そこからT3-T4世代、T5世代と２世代分進化している（５年の時間）はずで、画素数が増えた分はイーブンになっていやしないか・・・と。
なってなかったわ。
EVFめっちゃザッラザラで、ブラウン管テレビみたいになるんだよね、暗所だと。
撮影した画像はそこまでひどくはないので、ゲインの処理の問題かもしれないけど。
ついでに顔認識・瞳認識の精度はあがっているけど、ちゃんとフォーカスあってないこと多くないか・・・。
AFは明らかに進化しているが、キヤノンやソニーに比べたらやっぱり「うんこ」だったわ！！ XF10のマジクソAFに比べりゃすごい進化だけどさ、当時のソニーのRX100シリーズ知ってたら買う気の失せるシロモノだったわ（今中古相場が３倍くらいになってて草生え散らかすけど。４万ちょっとだったときに買っておけばよかった……）
T5を買ったの、ちょっと後悔している。
いっそ２５万払うならもうちょいだして、Z6IIにでも乗り換えた方がよかったんではないか……。H2S？ あんなもんは選択肢にないわ！
まあ、昼間の撮影だとH1より明らかにいいからいいんだけど、室内や夜間だとほとんど大差ないというか。むしろノイジーというか。AFも低照度だと思ったほど差がないというか。
肝心のバッテリーもH1は馬鹿食いクソ野郎だったけど、じゃあT5が省エネかっていうと別にそんな感じでもない。
バッテリーは１．５倍くらいの容量になったわけだけど、H1比で結構もつなあ、という気分ではない。思ったよりもたんな……と思う。
まあ、旧型バッテリーは４個持ってるからね……（運動会では全部使ったわ！ この馬鹿食いのクソカメラが……と思った）。
ついでにバッテリーグリップを２個同時充電用のチャージャーとして使っているので、これが便利なんだよ（嵩張るチャージャーは要らないし、いざというときは、そのまま縦グリとして装着してもっていける）。T5はチャージャーも持ってないし、追いバッテリーもしてないから尚更ね……。
