ドローンは高いしさ、操縦失敗して堕としたやつ(40万くらいの奴)知ってるから、怖くて手が出せない。
いや、正確にはDJIのやっすいやつ使ったけど。以外と楽しいよ。
画質はお察しだし、便利機能はないけど1万円で姿勢制御、自動離着陸するから運転も簡単(数年前のドローンってマジ操縦むずくなかった?)。
さて、ドローンは陸の生き物である人間に鳥の目を与えてくれた。
前提として、まず写真の善し悪しってのは感受性の問題にすぎない。
モナリザがいい絵かどうか、あんなんはゴミと思っていてもそいつにセンスがないわけじゃない。
芸術は個人のモノだ。純粋芸術とは個人主義の極北だ。
あなたの自由にすればいい。
写真も同じ。偉大な写真家? くそくらえ。クソだと思ったのはクソだ。
逆にその辺の可愛いJKの自撮りのほうがいい! それでいい。
しかし、ドローン写真は違う、と私は思う。
私たちは陸生生物なので、鳥の目を知らない。だから、ドローンで空撮された写真たちは、出来のよし悪しではなく、センスでもなく、ただ純粋に「お、すごい」と思う写真が多くある。
そこにあるのは知らない景色で、想像したこともない風景だからだ。
技術でもない。あ、なんだこれとか、あ、これすごい、そういう新鮮さがある。私たちは鳥ではないから。
もちろん、そのうち見慣れて、ゴミ写真になるのかもしれない。
ただ、昔なら大枚はたかないといけなかった空撮が個人でできる。100万もあればかなりのクオリティでできるなんて、すごいじゃないか。
そういうわけで、ドローン写真を見るのは楽しい。そういえば、空から日本を見てみようとか好きだったわ。
さらに、ドローン風マニュアル撮影ともいうべき手法も誕生した。最初みたときは吹いた。
AI将棋が人間将棋を進化させたりするのと似てて面白い。