ライカはRFを殆ど放棄するであろう。ビゾフレックスが売れているのが何よりの証拠。
ライカライカと言いながら、結局RFは制約も多く使いにくいため、ビゾフレックスを使っている人も多い。OVFOVFと騒ぎつつ、結局EVFでもいいんじゃないか。それもライカを買うような連中が。
RFは枯れたシステムだが、そこそこ複雑な光学系だったりして、コストカットできない。むしろ、昔はRFだらけだったから、かえって量産効果で安かった可能性もある。
とにかく、ライカがEVFカメラに移行したいのはムーブから明らかだ。
更にM11で裏ブタを廃止したり、かなり近代化してみたが、絶賛の嵐である。ますますイケると踏んだだろう。M12はおそらくEVFになる。
たぶん、信者は「遂にライカが認めるほどにEVFが進化した!」とか言って絶賛するんだろうなあと思うと萎える。
ライカもライカで、RFシミュレーション搭載とかよくわからんこと言い出して、また絶賛の嵐だろう。
EVFは量産効果で安くなるだろうし、RFなら自社開発だが、EVFならパナのOEMでいい。かなりコストカットできる。でも値段はM11より上がるだろう。
しかし、EVFのMなんて、そんなもん、AFも出来ないただのミラーレスということになる。
存在意義が感じられない。それなら、Mマウントアダプターでソニーでもいいわけだし、そもそもセンサーもタワージャズじゃなくて、最近はソニーなんじゃないの? と思う。
つまり、AF機構を省いたソニーセンサーのパナOEM機にMのガワをかぶせたものだ。これなら、基本の基板はSLシリーズと一緒にできるし、ますますコストカットできる。万々歳すぎる。
そういうわけで、M10は高騰するだろうね。
M11はモダンデジカメになりすぎだし、M10以前はフイルムライカよりも厚い。フイルムライカに一番近いスタイルのデジタルMの最後のシリーズがM10ということになる。
場合によっては、最近ローリングシャッターを低減する積層センサーになってきたので、シャッターも廃止するだろう。信者は「Z9から始まったメカシャッターレスをライカが認めるに至った」と絶賛だろう。
予言しよう。
M12は「EVFで積層センサー搭載のメカシャッターレス機」で、基本の基盤は発売同時期のパナのSシリーズ高級機の流用だ。どうせAF要らんのだから、場合によってはエントリー機の可能性もある。ライカはあまりSLシリーズにやる気がないが、たぶん利益率がMと比べて悪いのだろうと思う。
RFが終焉し、ライカがEVFを採用した今、真のデジタル時代が始まった、とかも言いそう。